左慈

子供の頃から漫画やTVゲームの題材として有名な三国志ですが、その中に左慈(さじ)という人物が出てきます。

左慈は文学や占星術に通じていて「仙人」というような扱いになっています。

「鬼神を使役して弁当を運ばせる」
「様々に変化」
「1年の穀断ちでも顔色変わらず」
「街中至る所に左慈」
「器の中の酒が真っ二つ」


などなどエピソードが残っていますが
2-3世紀の中国ではこれを「邪道」として考え、国や民に悪影響を及ぼすものということで好まない傾向が色濃くあったようです。

実際、三国志の中でも曹操が捕らえて処刑しようとしたり、劉表や孫策も同様だったと書いてあります。

生まれも没年も不明ですが、本によれば仙人になる薬を作る為に山に姿を消したとのこと。

今の時代なら、また違った人生を送れたろうにとぼんやり考えていました。



そもそも実在したのかどうなのかわからない人物ではありますが、小説としての三国志を彩る登場人物として印象に残っています。


【出典】
平凡社 中国の古典シリーズ4
抱朴子 列山伝•神仙伝 山海経



追伸

抱朴子によれば、誰にでも仙人になれる素質があるのだそうですよ。(笑)
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by real-incho | 2014-02-06 15:24 | 徒然