長胸神経損傷(翼状肩甲)

ご無沙汰しております。

近所に大衆食堂があることを知り大いに喜んで行ってみたところ、おばちゃんからの「サービスという名の大盛り攻撃」に危うく撃沈しそうになったインチョ。「アンタ若いんだからこれ位食べられるでしょっ!」などと言わんばかりです。ご期待に添うべく本気で食べましたよ。ご馳走様でした。



さて、久し振りに長胸神経の問題を抱えて来た方がいたので書こうと思います。

まず長胸神経。
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こんなところを通って「前鋸筋」という筋肉にくっついています。前鋸筋は肩甲骨を胸郭に押し付けておく働きがあるので、もしこの働きが無くなると
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こんなふうになってしまい、これを「翼状肩甲骨」と呼びます。

ちなみに日本整形外科学会HPでは
このように記載されています



痩せ型の中年男性(右利き)がゴルフのテイクバック(クラブを振りかぶる動作)をする時に左肩が痛くて出来ないという訴えで来院しました。

あれこれ調べた結果「長胸神経損傷」ということに。

長胸神経を傷める原因は多く、案外些細な事も含まれることから
患者さんは原因がわからなかったり、訴えも長胸神経からは離れた部分(今回で言えば肩)に出てくる場合が多い(前鋸筋が痛いとは殆ど言わない)ので赤ら様に翼状肩甲骨を呈していない限り見過ごす可能性も出てきますね。

運動器の症状では、単なる使い過ぎなのか、フォームがおかしいのか、関節の位置そのもの(構造)がおかしいのか、あるいは他の病気なのかを常に考えなければなりません。


この方の場合「身体を深く沈める腕立て伏せ」がどうやら原因で長胸神経を傷めてしまったようでした。

治療の詳細は端折りますが経過は良好です。


「肩が痛くて動かせない」と周囲に訴えると五十肩なんじゃないの?とか言われるものですが、中にはこういうモノもあるんですね。



おだいじに。





はなわ治療院HPはこちらからどうぞ








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by real-incho | 2015-03-13 13:31 | 身体の話