9月も今日で最終日。
今年もあと3ヶ月になりました。

余裕無く毎日に追われていると
月日の経つのが本当に早く感じますね。

流行語になりそうなアレではありませんが、それこそ『今』から動かないとどんどん先送りになってしまい、山積みの後悔と共に老後を迎えてしまいそうです。

行動する前からウダウダ悩まないようにと肝に銘じているつもりですが、なにせこの性分、難しく感じます。


さて
10月は変則でお休みを頂きますので
ご連絡。

14日(体育の日)は営業します。

30.31日(水、木)は勝手ながら休診です。

その他は通常通りとなりますので
ご了解の程宜しくお願いします。




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by real-incho | 2013-09-30 12:31 | 連絡事項

歳をとったら筋肉なんて落ちる一方



ひと昔前までは多くの人が言ってましたね。

確かに「鍛え続けた結果の最大筋力」と言い直せば今でも間違いのない話かもしれません。

近年
老後における健康状態への不安は増すばかりで「飲むだけ」とか「1日5分」とか都合の良いフレーズで商売する業者が後を断ちません。

病院を含め数々の職場において「筋力アップを謳う商品で目的が達成されたという報告を聞いた事がない」という現実を考えればその多くは無駄な投資になっていて、結果、ビジネス界でいう「優良企業」を支援するだけという残念な話になっています。

自分の為に投資しているはずなのに
結果が得られないというのは極めて残念ですよね。


さて
10年くらい前に80代の女性を
医師を含めた専門家チームで鍛え上げ
筋肉の断面積を大幅に太くしたという報告を聞きました。

いわゆるスポ魂ではありません。

年輩の方々は何かしらの疾患を持っていて、運動器系にも問題のある場合が殆どですから「病態にも精通した」人間が個別にトレーニングを指導するという事が求められます。

資格の許す判断に基づいて
ある年輩女性の筋力アップを狙うチャンスに恵まれ、途中ではありながら当初の目的を達する事ができたので、報告を兼ねて話題にします。


題して
【70代女性腹筋強化チャレンジ】

腰痛と冷え性が主な訴えの70代女性が治療目的で通院していました。
ある日、下腹の贅肉について話題にした事をきっかけに筋トレを開始する事になります。

以前にも書いたかも知れませんが
筋トレには明確な目的が必要です。

脂肪を減らしたい
持久力を上げたい
最大筋力を高めたい
など目的によってトレーニングの内容や平素の管理が異なる為です。

今回のトレーニングに際して女性の要望を箇条書きにします。

1.腰痛を治したい
2.少しでもお腹を引っ込めたい
3.やる気はあるが根気はない
4.トレーニングに時間はかけられない
5.起床時、仰向けの状態から起き上がりたい

月並みですね(笑)


常識だとは思いますが、筋力を上げる為には最低限の期間が必要となります。

この方の家庭環境や性格、身体的条件を考えるとハードなものはできないと判断し1日10分+αというメニューを考えました。

【目的】
腹直筋を主とした腹筋群の強化。

あれこれ詰め込む事もできますが時間と根気を考えると、まず「継続」できることが最優先で「必ず結果を出す」事が重要。努力を「無駄」に終わらせない。
一度でも結果を出せれば自信になるし、人が「自分の経験でモノを判断する」という性質を踏まえれば結果さえ出せれば後々に必ず好影響を及ぼすと考えます。

その取っ掛かりとして最低限のメニューです。

【当初の筋力評価】
難しい計測ができる環境ではないので
「仰向け膝立て足首固定」の定番腹筋の回数(0回)と、目標の一つである「仰向け臥床からの起き上がり(0回)」を確認した。

【方法】
詳しくは書きませんが構造的理解と
日常生活における動作に直結させる為にひと工夫(企業秘密)しています。

腹直筋集中×5回
腹直筋+腸腰筋×3回

補助トレーニングとして2つ追加しています。

合計10~15分

「+α」は、余裕があったらできる範囲で追加して下さいという指示です。

かなりコツを必要とするトレーニングなので定期で通院を願いました。

【経過】
1クール目は8週間に設定。
はじめの4週は慣れない筋トレに戸惑い、且つ複雑な方法を理解してもらう事に費やしました。
1クール終了時「仰向け膝立て足首固定」の腹筋が3回できるようになりました。

2クール目は12週目までの4週間に設定。
動作が安定してきて誘導の補助も少なくなりました。終了時「仰向け臥床からの起き上がり」が1回できるようになりました。

3クール目、16週目までに設定。
現在15週目。
仰向け臥床で布団をかけた状態からでも数回起きられるようになりました。

腰痛を訴える回数が極端に少なく、
下腹部も当初に比べだいぶ引き締まり下着やズボンのウエストにも変化。
自宅から駅までの歩行時に疲労感が少なくなり下肢の冷えが減りました。






と、ここまでが報告。

脂肪の燃焼を考慮したり筋トレそのものを増やして他のメリットを探る事はできますが、今回は「最低限の労力で確実な結果を導く」という事にこだわって、説明同意の上チャレンジしています。

腹筋の筋力向上に伴い「おまけ効果」が付いた事はありがたい話です。


筋力の増加に伴い「回数」を変化させていない所がこの筋トレのミソでもあります。


今後は本人の希望もあり
バリエーションを増やして更なる強化に繋げたいと思います。



同じ「努力」なら結果の出る「努力」
がしたいですね。



では。


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by real-incho | 2013-09-18 09:41 | 身体の話

コンパートメント症候群

ふくらはぎに自打球を受けた後
回復期間中に無理をしてしまい再負傷
してしまったという高校球児がいました。

保護者の方が「コンパートメント症候群」について心配し質問して下さったのでブログのテーマにしてみました。




【コンパートメント症候群とは】

compartment syndrome

前腕や下腿には強固な筋膜や骨膜によって囲まれた幾つかの区画(コンパートメント)が存在する。この区画内に出血や浮腫が起こると内圧が上昇して広範囲な循環不全を起こす。その結果、区画内の筋肉や神経が壊死を起こし重大な機能障害を残す。骨折、打撲などの急性外傷の他、スポーツ、行軍などの慢性の繰り返し負荷によっても発症する。局所の腫脹、疼痛、区画内の筋肉の自動運動障害、他動伸展時の疼痛などの症状がある。早期に筋膜切開を行う。早期治療の時機を失すると筋肉は壊死に陥り線維化する。
(出典:標準整形外科学)

何となくわかりましたか?^^;

簡単にいうと
怪我やスポーツなどによって
袋に囲まれた部分の圧力が上がると、血管や神経が圧迫され結果的に壊死してしまうので、兆候が見られたら速やかに袋を切り開いて徐圧します。
という事です。

前腕にもありますが、今回は質問のあった下腿について解説。

右脚ふくらはぎの一番太い部分で輪切りにして、上から覗き見た図。

d0249630_17165186.jpg


繋がったおにぎり型の部分は脛骨と腓骨。A~Cで示した赤丸が下腿の3区画(コンパートメント)になります。

それぞれの区画には

区画A
前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋
(第三腓骨筋)、深腓骨神経

区画B
長•短腓骨筋、浅腓骨神経

区画C
長趾屈筋、後脛骨筋、長母趾屈筋
ヒラメ筋、腓腹筋、脛骨神経

と、それぞれに動静脈を伴います。


怪我の場所が違っても同様の現象が起こるというところにも注目です。


スポーツをする人間にとって常識になってもらいたい怪我を負った時の大原則「RICE(rest安静、icing冷却、compression圧迫、elevation挙上の頭文字)」が、非常に重要な意味を持つ事もお分かり頂けると思います。

スポーツドクターやトレーナーがいるような環境なら、このようなことは常識ですが、そうではない一般の愛好家の間では、まだまだだと実感します。

「しばらく冷やしてたんです」
と言いながら冷湿布をピラピラさせているようではいけません。

結果的に医者に診せるにしても
受傷直後の管理は回復に大きな影響を持っていますので、せめてこの位は知って実践して欲しいと思いますね。


また、このような病態もあるとい事を知り安易に行動しないというのも大切ですね。




さてオマケコーナーです。

学生の頃、下腿の筋肉を作用別に覚えるのに役に立った図があるのでお裾分けしますね。

d0249630_17165370.jpg


診察の助けになればと思います。


こんなの当たり前ですか?




そーですねっ!



(笑)


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by real-incho | 2013-09-06 15:36 | 身体の話

平成25年9月3日現在のデータと
簡単な考察を加えます。


※当院での治療方針により体重及び身体各部位の周径などの客観的データは取りません。
運動や食事の制限については患者さん個人の判断で行ったものです。(勿論何もしないという方も多数います)

※ダイエットにまつわる情報の提供は資格の許す範囲で、尚且つ、患者さんの要求により行っています。


以下の報告は
あくまで患者さんからの自己申告と感想に基づいて作成します。

【総数】
33名。内、女性30名男性3名。

【継続期間】
終了したものも含む。

1ヶ月:19名
2ヶ月:6名
3ヶ月:3名
4ヶ月:2名
5ヶ月:1名
7ヶ月:1名
12ヶ月以上:1名


【成績】

7kg減量:1名
4.5~5kg減量:1名
3kg減量:4名
2kg減量:2名
変化無し:23名
1kg増量:2名

減量2kg以上を「有効」とした場合

8/33≒24%に効果を認めた。
(当院独自の調べにより当初の有効数は
10-15%と見込んでいた。)

(※2kg未満の減量については日内変動を考慮して「効果無し」に分類しています。)

効果のあった7名について、その効果の出現時期をみてみます。

1ヶ月目:2名
2ヶ月目:4名
3ヶ月目:2名

対象人数が少な過ぎて実数から傾向は言えないが、概ね既存の理論と兼ね併せると
短期での効果が少ないというのは間違い無いようである。

ブレーキの要素として季節的に外食などの機会が増えた事も考えられること、定期の通院が困難になること、節制の指導が少ないことなどが考えられる。

【その他】

当院で提供する耳つぼダイエットの治療は
私の母校である明治鍼灸大学(現 明治国際医療大学)において享受した内容に準拠しており、世間のソレと同一なのかは知らない。

あくまで減量を目的とした治療でありながら、その他身体的変化を訴えた者があったので代表的なものを記載しておきます。

1.むくみが出にくくなった。
2.便通が改善した。
3.体重は変わらないが、腹が凹んだ気がする。
(この傾向は変わらず)


【考察】

治療によって効果をもたらしたと断定するにはまだまだデータ不足。
効果のあった8名の中には明確な意識をもって食事制限や運動に取り組んでいる者がいて、生活を全く変えずに減量した者はその半分以下である。
当初より予定していた成功率の低さから「ダイエットの一助」としての位置付けをお伝えしてきたが、その点に於いては満足のいく結果が得られていると思う。

ダイエットに関わらず「耳つぼ」「足つぼ」と呼ばれるものは、いわゆる東洋医学的な分類に有りながら「気」とか「経絡」などに代表される王道(あえて書く)からは一線を隔てた「反射区」と呼ばれるものを利用した方法で、その根拠に於いて更に不明瞭と言わざるを得ない。(それについては過去のブログを参照してもらいたい)

しかし長年にわたり多少なりとも結果を残してきた実績から封印するには惜しいものだという判断で提供に至っています。

迷走神経に含まれる副交感神経線維への刺激が視床下部に到達する事は想像に難く無いが、空腹中枢満腹中枢と呼ばれる部位に対しての作用機序は調べた範囲では未だ不明である。


今回の結果をもたらした要因として

1.ダイエットに対して元々意識が高く併用した事での追い風的な働き
2.出費、または治療の行為や言葉掛けによる意識の高まり
3.不明瞭ではあるが耳つぼへの刺鍼による作用

が挙げられる。

治療によって安心感を得たと思われる患者さんに増量の傾向が見えた事がその根拠のひとつである。

以上、現段階での結果を踏まえて「耳つぼ治療」そのものの「存在価値」はいずれの理由によっても証明されて良いのではないかと考える。

最後に、結果を見て「増量」する傾向が極めて少ない事にも注目される。

理論的に立証する術は無いが
その理由として
1.太り続けて困るという人は元々そんなに居ない
2.治療によって抑制がかかっている

事を考えた。

生体の恒常性を考慮すれば
良くも悪くも長期間安定した状態から
急激に痩せる太るなどの変化を受け容れにくい状況というのが考えられて、それは1ヶ月目から痩せる人が少ないという事からも言えると思う。赤ら様な食事制限や過度の運動は別の問題。

間違い無く言える事は
耳つぼ治療を行ったからといって
それまでに比べ食事量を増やしたり
運動を怠けても良いという事では無いと。


以上、報告でした。

ご不明な点などございましたら
遠慮無くお問い合わせ下さいな(笑)

追伸

宣伝の怠慢か、はたまた期待値に届かぬことで広がりをみせないのか
長く続けている割には母数が増えません。願わくば数百人単位のデータが欲しいところです。

治療に必要な通院条件を満たせる方が多くない事や、速効性を期待し過ぎて飽きてしまうという問題もあります。
いずれもこちらの声掛けが悪いのかもしれませんね^^;

最低週に1度(できれば2度)、たった3分の治療なのですが。

治療費が安い事や治療自体が簡素である事もおざなりになってしまう理由のひとつなのかもしれませんが、当初の目的を貫くという意味で内容を変えるつもりはありません。

(ツボの)専門家ではない職業の人が
高額な費用を取って期待値の低い商品を耳触りの良い宣伝文句に乗せて提供している状況ですから、その専門である鍼灸師が妥当だと思える金額で尚且つ生理学的根拠に併せ提供していきます。

ある大学の研究発表に
遺伝子的に体脂肪が制御されているという話題がありました。
残念な話ではありますが、事実として
痩せやすい人とそうでない人とがいるという事が立証された形です。

しかし、結局は人間です。
難易度は異なれど「痩せない」という事は絶対にありません。

身体を動かす事が好きな人
食事にこだわりのある人など
いろんなタイプの方がいるわけですが
それらに合わせて取り組みやすい方法を選択する事が大切ですね。

大規模な統計調査によれば
「継続率」が最も痩せる根拠になるという結果も出ています。

しんどい事は長続きし難いのは当たり前ですからね。

鍼灸師の行う「耳つぼダイエット」
試してみるのもよいのではないでしょうか。


ではまた。


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by real-incho | 2013-09-03 12:10 | 耳つぼ

ピンボールにかける情熱

夏休みが終わり
真っ黒な子供達が気だるそうに通学している様子を横目に
「てやんでぃ!こちとら平常通り仕事しとるんじゃ!」と悪態をつきながら
通勤し、カレンダーをめくりながら「もう9月か」と大人のような言葉を吐いてしまいました。



小学生の頃
夏休みに入る前には必ず「わら半紙」
が配られて

「ゲームセンターなどには行かない事」

などと、生活の注意事項がありましたね。
当時は「不良のたまり場」みたいな扱いがあって近づかないように指導されていたものです。

そうはいっても憧れのようなモノ(?)
もあり、親や学校の目を盗んでは
ちょいちょい通って「何か」を満たしていたように記憶しています(笑)



さて先日、
ネットの動画サイトを閲覧していたら

近くの日野市に
ピンボールに力を入れているゲームセンターがあるという事を知りました。
なんでも、それ目当てに遠方から来る人もいるんだそうです。

私は熱烈なファンというわけでもありませんが、温泉地やトイレなどに利用したゲームセンターなどに立ち寄った時に見つけると打ってた気がします。

日曜日、都内での用事を済ませ
帰宅途中にふと思い出し立ち寄る事にしてみたんです。

JR中央線豊田駅から徒歩5分ほどの所にそれはありました。

「ゲームセンター ネバーランド」

どこの商店街にもありそうな
小さなゲームセンター。

中に入ると6台が並んでいました。

d0249630_1101640.jpg


手前から古い順に並んでおり
1977年製が最も古かったです。

始めに2003年製(だったかな)の「シュレック」で遊んでいたら、動画にも出ていた店長さんがやって来て、尋ねもしないのに何やら遊び方を指南し始めました。

ピンボールなんて手前のフリッパーをパタパタ動かして、転げ落ちてくるボールを落とさないだけのゲームだから
イチイチ解説なんてと始めは思っていましたが、店長の情熱的な説明を聞くうちにその奥深さを知り、ちょっと面白くなってきましたよ。

新しいのはルールが複雑だという事で
1977年製の「HOT TIP」という台に移動。
もちろん店長さんも付いてきて再び熱のこもった説明が始まりました。

d0249630_1101716.jpg



ピンボールは世界で愛されるゲームで
大会などもあり、プレイヤーの技術的な介入度が高くある事がわかりました。

そして飛び出した名言は

「ピンボールはスポーツです!」

「台は叩いたり揺らしていいんです!」

(笑)


結局最後までお付き合い頂き
ピンボールの楽しみ方を教えてもらいました。



店長さんは、この道40年
メーカー勤務時代からピンボールを愛し、昨今設置台数が減ってきた事を憂いていて

子供たちには学割を適用したり
遊び方を教えたりして、啓蒙活動はもう熱心の一言に尽きました。


帰り際
コンピューター制御になった80年代以降の台とは違うという事で77年製の台の中身まで見せてもらっただけでなく
店長作成の「ピンボール虎の巻」まで頂いて至れり尽くせり。

d0249630_1101872.jpg



遊戯代金以上のお楽しみとなりました。



人によっては、ただ鬱陶しい話かもしれません。

でも、ひとつのモノに惚れ込んで情熱を注ぐ姿はとても輝いていて良いものだと思うんです。

ピンボールと私の仕事と
何か似たような部分があるように思えて、今回の出会いが私にとっての励ましにもなったし、活力にもなった事は言うまでもありません。


以前にも書きましたが
医療にかかる患者さんの0.8%が鍼灸に訪れるという話があります。

長く存在するという事は
そこに「良さ」があるという事。

それを広めたり実践していく事が
大切だと思えました。



店長

また打ちに行きますね(笑)



では。



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by real-incho | 2013-09-02 09:59 | 徒然